北国の冬の夜明けは遅い。朝8時ころ、真っ黒だった東の空の一点がほんのりと明るみを … 続きを読む →
真っ白な雪野原をひとり黙々と歩く。 サクサク、サクサク…. いろんな … 続きを読む →
例年のように、正月休みを故国で老いた母と過ごし、じゃあまた夏にね、と別れ、一月半 … 続きを読む →
「お客さん、荷物重いですから、わたし、持ちましょう。」という声に振り返った。そこ … 続きを読む →
夜になると、天気予報通り、雪が降ってきた。 暗い庭を窓ガラスを通して覗いてみると … 続きを読む →
あの日、私が4年間の留学の目的で、日本を発った日から、44年の年月が流れた。4年 … 続きを読む →
毎朝、起きるとまず、三階のリビングへ行く。ここから、庭の白樺の大木が一番良く見え … 続きを読む →
いつの間にかリーちゃんは3歳、子供が生まれるの、と聞かれるくらい太っている。あん … 続きを読む →
息子が猫を飼いたいと言いだした時、私はあまり乗り気ではなかった。子供のころ、犬を … 続きを読む →
庭に白樺の大木が数本ある。四十年かかって十メートルほどの大木になった。 三月、ま … 続きを読む →