突然広がる秋の景色。
刈り入れのすんだ干草が円筒形に圧縮され、太陽の光を浴びている。
長い厳しい冬へのそなえがもう始まっている。
夏の休暇を太陽の国で過ごす私は、毎年この光景にとまどう。
この国の人にとって干草は夏の絵だろう。まだ夏だから干草が作れるのだから。
干草は、その色をもって私に言う。夏ははもう過ぎた季節だと。
語りかけるのではなく、断言するのだ。
夏はもう終わったのだと!
だから私はとまどう―
まだこんなに陽が輝いているのに。
夏の間にしたかった事がまだあれもこれも残っているのに。
急いで私も干草を作ろう。
農民は干草をサイロに蓄える。
私はそれを心の奥にひそませよう。
HALLOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO
次の投稿を楽しみにしています。
写真もステキですね。